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2005.06.28

第十二夜 蛇な一日

heavy

ビードロは割れて,中から小さな蛇が出てきました.
蛇は四葉の足元を一度,愛しそうに回って,
そして,空へ飛び去って行きました.

「なんだったんだろう.」
「なんだったんでしょうね.」
「蛇ですよ.」
「そいつはヘヴィーだね!」
「・・・」「・・・」「・・・」
「おい,蛇なんてなんでもないぜ.」
「そうだね,なんでもないよね.」

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2005.06.26

いまのNo.1 PDA in 自分

こちらより.

■今のNo.1 PDA in 自分

機種:Zaurus SL-C3000
理由:絵を描くためのタッチパネル精度が良いこと.あと,機能的には一通りできる(or 拡張出来る)ので,足りない機能についてあれこれ悩まなくていいのがお気楽で良いです.
弱点:手のひらに乗せたり握ったり指で押したりするような接触の快楽が足りないように思います.たぶん,ボタンが小さいとか,本体が重すぎるため.

■今のほしい PDA in 自分

機種:Zaurus SL-C3100
理由:C3000よりはデザインがお気に入り.
いけない理由:既にC3000を持ってるので,お金がもったいないです.

■1台だけ買いたいという人に勧めるPDA

機種:Zaurus SL-C1000
理由:絵に描いたような入門機であるように見えます.あれっ,PDAって××が不可能なんだ,てな感じのがっかりが少ないだろうから,最初の一台として.それで使ってるうちに必要のない機能とか自分の求めるデザインというのが見えてくると思うので,他のPDAを検討するのはその後でよいかと.って,1台だけ買うのが前提でしたっけ…….
弱点:C3000と同じ.

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(おまけ)これまでのPDA遍歴.
必ずしも発売順に買ってなくて昔のを中古で手に入れたりしてるので,自分の中でも順序が判らなくなってしまいました.あと異なるOS間の順序は余計判らないので,所有時期はあえて書きません.
*印は今も持っているもの.

▼ザウルス
*MI-110
MI-506
MI-EX1
*MI-TR1
MI-C1
*MI-E21
*Mobile-Z
Zaurus SL-C700
*Zaurus SL-C750
*Zaurus SL-C3000

▼Windows CE/PocketPC/Windows mobile
CASSIOPEIA E-500
*Jornada 525
Telios HC-VJ2C
*DELL Axim X50v

▼PalmOS
Visor Edge
*CLIE PEG-T400
CLIE PEG-T650

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上に挙げたPocketPC/Windows mobileとPalmOSのPDAは全て触感がお気に入りです.……なんだけど,打ちやすいキーボードがなかったり ssh port forward が出来ない(PalmOS)とかで日常的に困るので,No.1の座はSL-C3000に明け渡しています.
思い出深いのははじめに買ったMI-110.私の伝説の中では番外の最強PDAということになっています.

お絵かき最強のPDAについては,今は判断を保留.正直,フルカラー液晶のPDAがあればそいつを最強認定します.私が最近描く絵はすでに,ザウルスで見たときの階調とPCで見たときの階調がぜんぜん違います.今は工夫でカバーしてますが(一部ドット絵で書いて確実に画面を引き締める),やっぱフルカラー液晶が欲しいですねぇ.

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2005.06.25

メタボール

メタボールのアルゴリズムが必要になったのでWeb上の情報を探したけど簡単には見つかりませんでした.
3DCG関連の計算式って初歩的なのはたいてい見つかるもんですが,意外.

で,ようやくにして行き当たったのが大村先生の研究報告.
メタボールのメの字もないけど内容はまさにそれ.
しかし1982年だから手書きですよ,これ・・・.

吉村浩,辰己敏一,西村仁志,河田亨,白川功,大村皓一:LINKS-1における画像生成手法,情報処理学会研究報告 計算機アーキテクチャ,Vol.1982,No.039,1982年11月.
http://fw8.bookpark.ne.jp/cm/ipsj/search.asp?from=&flag=6&keyword=IPSJ-ARC82024005&page=&mode=PDF
(PDF版は無料です.)

最初のジャーナル論文をまだ発見できてません.
↓これらしいけど,図書館に行かないと確認できない.信学会の和文は1991以降しかWebに置いとらんのです.
Nishimura, H., Hirai, M., Kawai, T., Kawata, T., Shirakawa, I. and Omura, K.: Object Modeling by Distribution Function and a Method of Image Generation, Trans. IEICE Japan, VoI.J68-D, No.4, pp.718-725, 1985. (in Japanese).

マルチメディア・インターネット事典によると1983年となっていますが
どの文献を指しているのか判りません.
http://www.jiten.com/dicmi/docs/k34/23193s.htm

解説とプログラムのサンプルをこちらで見つけました.参考になります.
http://www.ceres.dti.ne.jp/~dycoon/program/meta/meta.html
アプレットはこちらが面白いですね.
http://www.ke.ics.saitama-u.ac.jp/cg_edu/cg_ex/meta_ball/index.html


また,メタボールとは別途,類似の手法が1982年に提案されています.
J.F. Blinn: A Generalization of Algebraic Surface Drawing, ACM Transaction on Graphics, Vol.1, No.3, pp.235-256, 1982.
http://portal.acm.org/citation.cfm?id=357310&coll=ACM&dl=ACM&CFID=46836485&CFTOKEN=56704799
(ACM電子図書館.会員じゃないと見られないかも.)
このへんの歴史的な流れは,こちらの論文に詳しいです.
Tomoyuki Nishita and Eihachiro Nakamae: A Method for Displaying Metaballs by using Bezier Clipping, Eurographics '94, Vol.13, No.3, pp.271-280, 1994.
http://nis-lab.is.s.u-tokyo.ac.jp/~nis/abs_eg.html#eg94

ザウルスとは関係ないですが,CG関係の話だったのでメモ.

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2005.06.15

ご無沙汰してます.

復活しておられたんですね!!

更新たのしみにしてます~.

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2005.06.14

9周年

arano
(Zaurus SL-C3000 + CloverPaint1.03, QVGA, 3hours)

いろんなところを行ったり来たり別れたりくっついたりしている当ページですが,いつの間にゃらWebページ開設から9周年を迎えました.

あちこちへ手を出してきたけど絵だけは一貫して描き続けてきたので,これからもそうじゃないかなぁと思います.

あいかわらずの拙い絵を愛してくださった皆様には感謝の言葉が尽きませぬ。
よろしければ今後ともどうぞ見てやってくださいませ.

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2005.06.11

cygwinで開発

ありゃ,x86 Win用のlibslってないのか.
だめじゃん.

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BBS

@niftyのメンテのせいでしょうか.
ここ半日ほどアクセスできないですねぇ・・・.

|

2005.06.08

ファイルの関連づけ

CloverPaintで作成された画像ファイル(.cpfファイル)についてお問い合わせがあったので,こちらでもお答えします.
.cpf ファイルは今のところいかなる方法を用いてもいわゆる「ファイルの関連づけ」によって直接CloverPaintで開くことは出来ません.裏技もありません.お手数かも知れませんが,CloverPaintを起動した後に,Open...から選択してください.

もしもご要望の数が多いようでしたら,早々に対応します.

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C3100

やっぱザウルスといえばコンテンツですねぇ.TOEICコンテンツもMI-E21の頃を思い出してなんだか懐かしいくらい.

昔は辞書とかTOEICとか本とか別途購入だったり辞書ざうみたいな専用機だったのが,いまは全部入ってる.良いかどうかはわからんですが,長いスパンで眺めると一貫したポリシーを感じます.

私が昔から思うPDAの姿ってエレノラさんの手帳であって,ネットじゃなくて手元に情報を置いておこうという距離感は好みだわ.

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2005.06.07

おくればせながら

復活おめでとうございます! >風使いさん
キュートな絵をまた拝見できるようになって幸せ~.

ブラシ系については出来ないとか少し前に書いちゃった気もしますが,
ザウルス以外のPDAの場合と同じやり方でやろうとしたら出来なかったというだけで,
まだ他のやり方でチャレンジするつもりです.
PrismPocketと同じでよければすぐに出来るんですけど,
ブラシのサイズに限界があるんでやってないのです.

とか色々書きましたが,ともかくできれば気長にお待ちいただければなぁ,ということで.

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2005.06.05

指先ツールの実装

はやしのさん,速すぎ!!
http://amulet.sakura.ne.jp/tha/diary/diary2005.html#20050604

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2005.06.04

Axim X50v + Bluetooth GPS mini XT

先週末にエイデンコンプマート名古屋で買ってきたRoyalTekのBluetooth GPS mini XTを持って京都市内をぐるぐるしました.購入および設定に当たってはこちらを参考にさせていただきました.
http://pocketgames.jp/modules.php?op=modload&name=Shop&file=index&req=viewarticle&artid=351

RoyalTek GPS

経路を記録したい場合,XT自体は記憶領域を持たないため,Bluetooth対応のPDAと組み合わせて使うことになります.私はDELLのAxim X50vとPocketMappleD5を組み合わせて使いました.

およその行程は出町柳から京都駅までを鴨川沿いに自転車で往復して約15km.途中,相当写真を撮ってまわったので全部で二時間くらいです.移動中はAximの電源とBluetooth通信をつけっぱなしにすることになります.プロセッサスピードをPowerSaveモード(208MHz),ディスプレイの輝度を最低にして,標準添付のケースに入れて首からストラップで提げていました.XTは自転車のカゴに入れたリュックの中でした.

測位については屋外なのに途中でGPSロストした箇所がありました.ぱらぱらと降り出した雨のせいかもしれません.そのことを除けば普通のGPS程度に取れていました.

経路の記録については私の不注意のため散々でした.
「GPS位置取得」を終了する際に「GPS軌跡をカスタム情報に追加しますか? はい/いいえ」というダイアログが出るためファイルとして保存されているものと思っていましたが,「カスタム情報」メニューから「名前を付けて保存」を選ぶまではファイルではなくメモリ上のデータの編集に過ぎなかったのでした.

帰宅後,経路を眺めていたのですが,中域地図へ切り替えた瞬間,処理中アイコンが30分以上回りっぱなしになり(CPUは最速状態),リセットせざるを得なくなりました.それでファイルとして保存していなかった経路情報も消えてしまいました.

マニュアルを読むと,メモリ上の記録が増えると動作が重くなるためこまめにセーブしましょうという主旨のことが書いてありました.マニュアルはちゃんと読まなきゃねぇ.

ダイアログに惑わされるなっていうのと,こまめにセーブする,っていうのが注意点.

バッテリの持ちについて.測位は10秒に1度,2時間の利用.XTのほうは液晶表示等がないため今回は測りようがなかったですが,Aximの標準バッテリの減りは50%でした.ということは標準バッテリなら4時間,大容量バッテリを使えば8時間といったところでしょうか.XTの持ちは7時間程度という話なので,拡張バッテリまで使う気のない私としては,4時間を目処にしておけばいいかしら.

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